METHOD

鋳造工法の比較

木型鋳造方法
木型鋳造法の品質
◎メリット
残渣(発泡燃えカス)が発生しない。
中子利用によりフルモールドでは焼き付いてしまう形状でも製作可能。
鋳肌表面が綺麗である。
△デメリット
模型自体の製作は製品そのままの形状での作製ではないため、高度の技能が必要であり、できあがった鋳物での検査のため模型時に寸法ミスなどが発見しにくい。
木型鋳造法のコスト
◎メリット
木型のため、何度も模型を再利用でき、大量生産に適している。
△デメリット
単品製品にはあわない。初期コストが発泡模型費よりかなり高い。
抜き勾配が必要なので重量が重くなる。
保管費がかかる。
木型鋳造法の納期
◎メリット
リピートがあった場合、木型模型があれば、すぐに製造にとりかかれる。
△デメリット
模型からの製作となるとかなりの日数がかかる。
木型模型は高価なため、同じ模型を何個もつくれないので同時期生産に適さない。
木型鋳造法の工程
木型を抜型して、製品形状のある空洞の砂型(鋳型)を成形し、溶湯を注入。繰り返し模型を使用可能。
フルモールド鋳造法
フルモールド鋳造法の品質
◎メリット
砂込めができれば、複雑な形状でも製造できる。模型のままの形状で製品ができるため、模型検査がしやすい。
△デメリット
高度な技術と経験が必要である。
発泡模型特有の残渣不具合が発生する。
フルモールド鋳造法のコスト
◎メリット
単発の製品では、模型費が安価でできる。
修正費も安い。
△デメリット
同形状の製品が多数必要な場合は、模型も多数製作しないといけないために、模型製作費が製品の数だけかかる。
フルモールド鋳造法の納期
◎メリット
木型模型より発泡模型の方がはやく製作できる。
大型の製品でも短納期で模型を何個も製作できる。
△デメリット
リピートの場合はもう一度同じ模型を製作しなければならない。
フルモールド鋳造法の工程
木型と違い、模型の抜型がないため、工数が少ない。発泡模型が燃焼し、発泡模型が鋳鉄に置換される。
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